IE9ピン留め

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逃走

何者かに追われる。ビルの屋上に仲間たちと辿り着き一安心した。そのビルは都心でも一番高いとされるビルだ。見晴らしが他のビルとは断然違う。下を見下ろそうとすると足がすくみ、腰が抜けたようになって屋上の縁にしがみついた。でも隣の消防署のビルの屋上には、消防士が屋上から身を乗り出して下の様子を窺っている。さすがだと思った。

高級な料亭に入ろうとしたけれど追手がが迫ってきた。慌てて逃げ出す。店の犬が先立って走るので逃げ道を案内してくれているのかと思ったけれど、彼はただ自分の巣にもどるだけだった。少し戻ったところに垣根が低くなっているところがあって、そこを乗り越えて敷地外に出た。そして走っていくと見慣れた道に出た。

家に帰るために中華街をバスで走り抜けた。でもバスが横転してしまい、そこからまた走って逃げなければならない。高速道路に入るためには二番目のランプを上がっていかなければならないことを仲間と確認しあった。仲間はバイクのような乗り物に乗っていた。僕は万年筆ぐらいの超小型ジェットを腰につけて地上すれすれを飛んだ。二番目のランプはステンレスでできている。すべり台のように滑る。加速していないと登り切れずに下がってしまう。何人かが途中で下がっていってしまった。僕のジェットは出力が下がりもう少しのところで登れなくなってしまった。ステンレスは濡れていて滑りやすくなっている。手をつくとわずかに登り始めた。登り切った友達が手を差し伸べた。それにつかまると力を入れなくても身体がういて上に上れた。
# by musapoo-world | 2011-11-29 06:41 | アンモナイトの夢 | Comments(0)

癒し




慌ただしい毎日を送っている人ならば、
ぜひ10分だけ時間をつくって、
この曲に耳を澄ませて欲しい。

# by musapoo-world | 2011-11-23 18:42 | YouTubeから | Comments(0)

祈る

# by musapoo-world | 2011-11-21 00:24 | YouTubeから | Comments(0)

アンケートについて

 色々なサイトでコラム的な物を読んでいると、そのほとんどに数字が出ている。

 何か記事を書く時、そこになにかしらの数字が載っていると説得力が出る。だから多くの記事に色々な数字が載っているのだと思う。そして、読んでいる僕たちは「なるほどなぁ」と思う。今はそう考える人が多いんだと。

 でも、ちょっと気をつけなければいけないことがある。それは数字の信憑性だ。


 例えとしては極端な話になってしまうけれど、

 【「あなたは不倫に対して許せますか、許せませんか」をいう質問に対して100人にメールを送って調査をしました。そしたら80%の人から「許せません」という得ることができました。日本ではまだまだ不倫は許容されていません。】

と、数字を示して結論づける。それを読んでどう思うか。

・言ってる通り日本ではまだ許されないんだ。
・10人のうち2人はOKなんだ。
・思ったより少ないな。
・俺は少数はかぁ。

 80%という数字に対する受け止め方は様々だ。

 でも、僕は80%なんて数字はちっとも信じない。

 まず、どんな年齢層で構成されているか。50代、40代、30代、20代、10代と当然結果は違ってくる。70代だったら1%以下の数字になるんじゃないかと思うし、30代だったらもっと違った数字になると思う。ギッタギタの中年である40代などは、どんな数字になるのか楽しみだ。

 次に、どの地域に暮らしているかでも数字に違いが出てくると思う。関東と関西では違うだろうし都市部と田舎でも違いが出ると思う。

 既婚者なのか独身者なのか、子どもがいるのかいないのか、結婚の経験はあるのかないのか、セックスの経験があるのかないのか。不倫の経験が実際にあるのかないのか。

 答える人の集団によって結果は大きく変わる。


 質問の内容だって大雑把すぎる。自分に対してなのか、自分の配偶者や恋人(この場合は浮気)に対してか。心の中ではダメだと思っているけどチャンスが目の前に来たらしてしまうのはどっちに入るのか。そもそも不倫とはどの時点のことを言うのか。好きな子がいれば不倫なのか、手をつないだら不倫なのか、セックスすれば不倫なのか・・・。基準だってあいまいだし自分のことではなく人のこととしてどう考えるかでもかわってくる。


 そして、何よりもその答えを出した人が正直なことを言っているかどうか、だ。一般的にはまだ認められていないから「ダメ」だとしておこう、肯定したら自分がしている、望んでいると思われてしまうから「ダメ」にしておこう。社会を不倫できる雰囲気に持っていきたいから自分はしていないししたくもないけど「いい」で答えよう。答える側だっていろいろ思惑はある。

 無記名ならば、まだ正直なことが書けるかもしれないけれど、メールだと自分の回答が分かってしまう。たとえ「回答はいっさい他には用いません」などと書いてあったとしてもそんなのは何にもならない。データとして残っている限りどんな形で表に出てくるか分からない。それに見えないところでデータが蓄積されて、色々なアンケートに答えていくうちに、一人一人のファイリングがされてしまう。

 実際の話として、図書館で本を借りるとそのデータは蓄積されていく。そして、猟奇的な犯罪が起こった時、魔術の歴史やその類いの本を多く借りている人をピックアップする、なんてことがある。
 ネット販売でも同じことがいえるのだ。いつ誰がどんなものを購入しているのかすべてデータとして残るのだ。爆薬の材料にできる薬品をいくつか別々のサイトで購入する。そして爆破事件を起こす。調べる側としては購入履歴を洗いだし、関係しそうな人を絞り込んでいく。SF映画に出てきそうなんだけど、携帯電話の着信記録やログを調査できるのだから、そのぐらいのことは簡単だ。
 アメリカではもっとすごい。世界中で無数にやり取りされている電話での会話や通信データをすべて監視し、犯罪に関係する単語が出てくるとピックアップして、それが犯罪に結びつくかどうか追跡(情報発信者の尾行)を行うシステムが稼働中だ。ここで「爆弾」という言葉を何回も使用したら、僕だって追跡のブラックリストに載ってしまい、監視が強化されることだってあり得るのだ。

 そんな世界になってきている。アンケートに答える時ってそういうことを考えてしまう。自分がこれまで答えてきたバラバラなアンケートや発進したデータが、個人情報としてつながって集積した時、はたしてどんな自分になっているのか。

 【不倫】に対して「いいです」と答え、【速度違反】に対して「いいです」と答え、【目的のためには手段を選ばない方か】に対して「選ばない」と答え、【オークションでは必ず落札しますか】に対して「落札する」・・・。バラバラな場面で答えていていくと、それほどでもないかもしれないけれど、それがつながると、この人ってどういう人?ってことになりかねない。

 そんな心配したら、たわいもないアンケートだってうっかり答えられないのだ。だから、逆にアンケートの数字なんて何にも信じられない。80%という数字の中身がなんなのか知らなければならないのだ。

 もしかすると中にはアンケートを取ったというのは嘘で、適当に数字を掲げているものだってあると思う。筆者の都合のいい数字を書く。ようはでっち上げだ。医薬品の臨床検査などではチェック機能が充実していたとしてもねつ造が発覚したりする。チェック機能などなにもないネット上の文にどれだけの信頼性があるのか。数字を上げてなんだかんだと言っている記事を見るとうんざりしてしまう。


 残念ながら、現在、そういう数字が先行する世の中になってしまっている。そしてそれを鵜呑みにしてしまう人が多いんだと思う。多いからそういう数字を載せるのだと思う。そうして世界の流れができていく。


 「数字に弱い」っていうのは、数学的なことじゃなく数字の裏に何があるか見ることができるかどうかなんだと思う。数字として表されるのが光の部分で、その裏にも目を向けることができるかどうかなんだと思う。
# by musapoo-world | 2011-10-25 21:30 | 雑談 | Comments(0)

危惧すること

 iCloudが始まった。多くの人が何かすごいことが始まると期待している。でも僕はこれまでのiDiskやiWebなどのサービスをかなり使っているので、すぐに移行できない。それに心配なこともある。

 iCloudは、すでにサービスが始まっているDropBooksやEvernoteと似ていて、それらをさらに発展した形になるだろうと僕は思っている。数種類のデバイス上でデータを作成したり管理したりできる。実際に僕は無料の範囲でこの二つを使ってMacbookとiPadを連携させている。メールなど色々な外部との接続のための設定を一括して行っている。どちらかで設定を変更すればもう片方は自動的に変わってくれるのだ。文を打つ時だって机ではMacBookで打ち、机から離れたらiPadで続ける。メディアに保存せずにデータの受け渡しができるのだ。とても重宝している。写真のデータだって問題ない。これにiPhoneやiPodtouchが加われば、外出時だって続きを打てる。その上、思いついたことをその場でメモして、後で生かすことができる。

 現状でもメールやスケジュール、様々なアカウントなどの同期が知らぬ間に行われる。それに、みんなに公開可能なフォルダーなど、色々なアクセス条件をつけて、データを共有することが可能になるだろう。プリントアウトしなくてもメールで送らなくても、簡単にデータを受け渡しできる。

 もしかすると、今後、データはネットでつながっているサーバー内に格納され、各デバイスには保存されないようになるかもしれない。そして、必要な時にそれぞれのデバイスでサーバーから呼び出して、編集するような形になるのかもしれない。さらに、すでに7、8年前に実験を終了しているアプリ自体をサーバーに保管し、ネット上からアプリにアクセスして動かすという方式だって考えられる。


 メーカー側のメリットとしては、アプリに不具合が出た時、サーバーのアプリを修正するだけですむ。ユーザーにアップデートを配布しなくて済む。個人としては、自分が使っている全てのデバイスのアプリをアップデートしなければならない。数多く使っていればいるほど大変になる。

 それから、デバイスにインストールしなければ、機器自体の保存容量が少なくてすむ。実際に音楽など、購入してダウンロードせずにサーバー内の音楽データにアクセスして聞く様になってきている。これまでのやり方なら、一つの曲を千人がダウンロードしたら千個のコピーができるのと同じだ。それが元のデータだけですむ。世界中のパソコンから音楽データが消えたらどれだけの容量の節約になるだろうか。

 また、個人レベルでも、それぞれのデバイスに保存したらそれだけ容量を使ってしまうわけだ。その上、ダウンロードしたデータ、またはデバイスを壊してしまったら、またダウンロードしなければならない。

 メーカーサイドからのアップデートにしても、個人の色々なトラブルを考えた場合、アプリやデータが機器の外に保存されていた方が確実だ。

 全てのアプリ、全てのデータがサーバー内に保管されるようになったら、それぞれのデバイスは操作する為だけのコントローラーと化す。

 そして、データへのアクセス権を細かく設定し、データを共有すれば仕事などの作業効率をあげることができるのだ。


 なんか、良いことずくしのようだけど、僕は恐いことを考えている。


 例えば、サーバーに対するテロが発生した場合、世界中のデータが消失してしまう場合だってある。もちろん、ミラーリングなどで複数の施設に同じものを保存してバックアップ体制をとっているとは思う。

 つぎに、情報の機密についてだ。サーバーに携わる企業は決して保存されているデータを解析して重要な情報を見つけだして何かしようなんて言わないだろう。でも、それは表に出ないだけで内部ではどうなっているか分からない。企業の中枢部の極一部しか知られない部門があって、密かにサーバー内のデータの解析を行うことは可能なのだ。

 たとえばテロを防止するためにそのようなことを行う。これならば、まだ支持されるかもしれない。でも、それができるならこんなことだってできる。あるメーカーが作っている物を独占して販売していたA社の他に、同じものを販売する別のB社ができるかもしれないという噂が流れていたとする。その正式発表の日時が近づくにつれ、企業のトップのコメントや行動から様々な憶測がメディアを飛び交い、ユーザー側がヒートアップする。メーカーと販売会社AB社しか知り得ない情報をサーバー企業が見つけ出し、情報通りB社でも販売する確証を得る。そして密かにB社の株を購入し噂を流すのだ。「B社の販売店が売りだす準備をしているのを見た」「B社勤務の友達がうっかり漏らしていた」と。そういうちょっとお粗末だけどありがちな情報をメディアに載せれば、あっという間に世界中に広がり、B社の株は跳ね上がり株を売却すれば丸儲け。正式発表前に儲けることができるのだ。メーカーと販売会社2社以外のサーバー会社だったならインサイダーにはならない。

 絶対に公表しない、利用しない、などの規約があったとしても、データを抱え込んでいる方の勝ちだ。サーバー会社はそれを死守したとしても、ハッカーなど別の集団が機密情報を抜き取ることだってできるのだ。それを防ぐために、企業秘密になるものはけっしてCloudなどの外部サーバーを通さず、企業内のサーバで進めるとしても、全社員がそれを守り切れるか。社員同士が携帯のメールで連絡しあう中に、うっかりそうした情報が紛れ込む可能性だってあるのだ。

 Cloudの技術は素晴らしいと思う。ユーザーにとっては便利で、これまで複数の機器で作業してきた場合、データ管理やアップデータなどで苦労してきたことが一掃される。パソコンのハードディスクのクラッシュによりデータ損失も免れる。でも、裏にある危険性は考えておかなければならない。


 と、大げさに書き立ててきたけれど、とりあえず、iDiskやiWebなど僕が利用していたサービスが来年6月で終わってしまうらしい。だから、危険を承知の上でiCloudに切り替えていかなければならない。というか、すでに僕は個人的に重要なデータをiDiskで管理していたし、写真を配布する時にはiDisk上からダウンロードしてもらっていて、外部サーバーのいい面をすでに利用してきていた。その上、世界を揺るがすような情報を僕が持つなり作り出すなりすることなんかまずないので、iCloudの心配をしても滑稽なのかもしれない。
# by musapoo-world | 2011-10-20 21:56 | 情報機器
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1987年に始まった「シーラカンス通信」の流れを汲み、自分を見詰め、自分の道を模索する、自己療養のささやかな試みだから、月に一度程度のものぐさブログ。


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